artalk3_DM__Photographer by Ai Kamiyama_tsurujun

 たぶん十数年ぶりに、原宿の竹下通りを歩きました。

 9月29日(土)・30日(日)にデザイン・フェスタ・ギャラリー原宿で開催されるARTALKの打ち合わせに参加するためです。

 TENTOはここに、8月11日にApple Store,Ginzaを終点におこなわれたフォトイベントの写真を展示いたします。
 たぶん、参加アーティストの中ではいちばん若いと思うんだよね。なんてったっていちばん小さな子は小学3年生だもん。

イベントに参加した中学1年生、FumirouくんとK.H.くんがフルスクラッチのHTMLでつくったメモリアル・ウェブページはこちら

キャプチャ


 デザイン・フェスタ・ギャラリーには今日はじめて行ったのだけれど、正直、圧倒されてしまった。
 たくさんのアーティストの作品がひしめきあっていて、すごく幼稚な表現だけど、すげえなあ、と思ったんだ。

 インターネットがもたらした変革は数多いけれど、もっとも大きなもののひとつは、人の表現欲求をかんたんに満たしてくれる場所ができた、ということがあげられる。
 動画、音楽、写真、イラスト、マンガ、小説、デザイン、ゲーム、エッセイ――いかなる作品も、「今・ここ」から世界に向けて発信できる。ネットがあれば表現の場所に困ることはないし、基本的にはお金もかからない。

 でも、じっさいに作品をどこかに置いてもらい、ナマで見てもらおうというのは、それとはまったく異なる。なにより、人とまじりあわなければ、成すことができない。

 人相手ってのは、おもしろいこともたくさんある。でも、それと同じくらいめんどくさいことがたくさんある。ひとりでやったほうが、気もつかわないしラクなことってすごく多い。ことに自己表現はそうだ。
 でも、それじゃ満たされないものがかならずある。ネットだけで自足せず、自分の表現をオープンな場所で見てもらおう、というこころみには、なにより勇気が必要なんだよ。人と接すれば、たのしいことばかりじゃない。傷つくこともすごく多いからね。

 ARTALKの主催者、KEN3TV/細井研作さんが、おもしろいことを言っていた。

「525円の壁からはじまった、といってるんですよ」
 細井さんははじめ、デザイン・フェスタ・ギャラリーの60センチ四方ぐらいの小さな壁を、525円で借りて自分の作品を展示したのだそうだ。そこから、さまざまな出会いがあり、世界が大きく広がった。
 それがARTALKのスタートになったという。

 イイ話だよな!

 というわけで、そんなイイ話がたくさん生み出されているだろうデザイン・フェスタ・ギャラリーに、TENTOの8月11日Apple Store, Ginzaでのフォトイベントの模様が展示されます。
 当日の参加者(小学3年生~中学2年生の男女)が撮影した写真と、イベントの模様を写真で!
 うまくいけば写真の前でマヌケヅラさらしているTENTO代表に会えるかもよ!
 みなさん、ふるってご来場ください。入場無料です!


●ARTALK3
2012年 9/29(Sat)-9/30(Sun)
Open: 11:00~20:00

入場料金:free/無料

会場:
デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿WEST全館
http://artalk.jp/

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